UL社、製品の安全性認証プロセスに、熱流体解析を採用

9 November, 2020

詳細はUL社*主催のウェビナーからもご覧いただけます(オンデマンド配信) 

長い間、熱流体解析は電子機器の安全性・信頼性・効率性の向上に貢献してきました。6SigmaETは、市場で他社製品より速い解析速度を確保するために新しい技術やイノベーションを採り入れ、「熱流体解析の活用」という動きの最前線に立ってきました。

2020年11月上旬、 UL社が「シミュレーションをベースとするツール」を初めて認証プロセスに導入すると発表しました。シミュレーションが担ってきた「製品の安全性を高める」という役割は、この発表によって広く公に認知されました。

また、UL社では同社の認証プロセスに関する新しいサービスの提供を始めました。Future Facilitiesや弊社ドイツ代理店のAlpha-Numerics社も微力ながら協力させていただいているこのサービスはモデル作成ツールを使用しており、製品の詳細な分析、画期的な設計案の作成、市場投入までの時間削減を可能にします。本サービスは、数値解析モデルの信頼性を確立するために、UL社が長年携わってきたモデルの検証と妥当性確認のプロセスも活用しています。

このサービスの開始は、熱流体解析モデルの性能や精度、そして実測環境の検証時間を削減する能力の裏付けと言えるでしょう。この動向から私たちは、「業界全体はモデル作成や解析技術の活用への信頼性を確信し、お客様には弊社ツールの価値をより一層感じていただける」と考えています。

UL社の認証プロセスに組み込まれる熱流体解析

以前より、UL社はさまざまな用途で解析モデルを使用していましたが、解析結果の精度を裏付けるために厳しい基準を設けています。同社はAlpha-Numerics社と共に熱流体解析プジェクトを試験的に実施し、6SigmaETがUL社の認証プロセスに関する諸条件に適合していることを証明しました。

UL社の認証プロセスに適用されている熱流体解析ソフトウェアの諸条件は以下の通りです。

  • 既存の詳細なCADデータを用いて熱流体解析の準備が整うこと

  • 熱に関するプロパティを精度良くモデル化するため、ソフトウェア上で PCBの詳細モデルを含む電子機器のオブジェクトが作成できること

  • 境界条件が高精度に定義されること

  • グリッド生成時間が短いこと

  • 大規模モデルや複雑なモデルの解析時間が妥当であること

  • UL社発行の検証と妥当性確認のレポートに使用する解析結果をきちんと示せること


認証プロセスにおける熱流体解析モデルの要件については、Alpha-Numerics 社のブログ (英語)をご覧ください。

UL社の認証プロセスと6SigmaET

モデル化を採用したUL社の新しい認証プロセスに携わったことで、6SigmaETは、「電子機器の設計者と技術者が熱設計の最も厳しい基準を満たすために役立つソフトウェア」として位置づけられました。

詳細はUL社主催のウェビナーからもご覧いただけます(オンデマンド配信) 

UL社の認証プロセスを進めるにあたり、6SigmaETをどのように活用できるかについては、弊社までぜひお問い合わせください。

*UL社は1世紀以上にわたり製品の安全試験・評価・認証を行っており、世界中から信頼される第三者安全科学機関です。アメリカ向け製品に必須のUL規格となっております。

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